鍼灸|鍼が痛い理由と痛くない理由

鍼の理由

こんにちは。
運営者のみきさん(@mikizo2)です。
いつもご来訪いただきありがとうございます。

どこか体が悪かったり、痛かったりして鍼灸院や整骨院、整体院に行かれる方もいらっしゃると思います。

僕の本業は鍼灸師なので、今回の記事は鍼灸を初めて受けたり、一度受けてもう受けたくないという方が抱える【鍼は痛い】という感覚について紹介していきます。

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治療効果肩こり・腰痛|マッサージや整体で効果が出ない理由

僕個人の経験と感覚のお話ですので、興味の無い方はみきさん.日記の人気カテゴリーをご覧下さいね。

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注射針と鍼灸の鍼の違い

鍼の違い

鍼灸で使う鍼って、実は病院で受ける注射の針よりも遥かに細いんです。

注射や点滴は針の中に薬剤を通して体内に送る為に、水が通るだけの空洞を必要としています。

対して鍼灸施術は、ツボや筋肉を刺激することが目的です。
針の中に空洞を作る必要が無いので、かなり細く作られています。

具体的には、注射針が0.7mm〜0.9mm。
鍼灸の鍼は0.12mm〜0.30mm。

数字を比べても鍼灸の鍼の方が随分と細いのが解りますね。

加えて注射針は皮膚や筋肉を切り裂いて血管に辿り着かせる為に、先端がナイフのようにカットされています。

対して、鍼灸の鍼は皮膚や筋肉を間をかき分けて入るように先端は丸く作られています

より太い注射針の方が痛いと考えるのは自然ですが、実際には刺された痛みを緩和する様々な技法があるので、一概に注射針の方が痛いとは言えません。

鍼灸もマッサージも痛いから効くわけじゃない

効かせる鍼

良く勘違いされますが、鍼灸・整体・マッサージのどれも痛ければ痛いほど効くというわけではありません。

人の体はとても良く出来ていて、必要以上の痛みを与えられると筋肉を緊張させて刺激から体を守ろうとします。

肩こりや腰痛で、めちゃめちゃ強く揉んだり鍼をすると、暫くしてから痛みが強くなることがあります。

好転反応と呼ばれる状態ですが、何のことはありません。
ただのやり過ぎです。

本来の好転反応は、一時的にダルさや痛みが出ても休息によって反応が消えて、施術前よりも体が楽になる反応を言います。

やり過ぎて痛みが強くなるだけの状態を好転反応なんて、笑い話にもなりません。

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鍼が痛いの真実

鍼が痛い

あくまで個人の見解ですが、鍼を刺した瞬間に患者さんに痛みを訴えられるのは、術者がボンクラなだけだと考えています。

鍼を実際に刺す前に、問診や触診で患者さんの緊張をしっかり取れていないと当然痛みが生まれます。

刺すポイントへの指圧が甘かったり、鍼を通す管を皮膚に当て方が下手だったりしても痛みが生じます。

皮膚に刺した瞬間の痛みは、ぶっちゃけ術者の準備不足で起こることが殆どです。
刺された瞬間に痛みがあれば、遠慮無く術者に伝えるようにしましょう。

ボンクラな術者ほど、その手の痛みを「鍼の響きです」と説明しますが、本来の鍼の響きとは刺した瞬間に起こる痛みとは全くの別物です。

鍼の響きはツボで起こる

キレイな鍼

鍼を刺して進めていくと、針先の感覚が変わる場所があります。
僕はそれをツボと定義して治療をしていて、その場所で起こす刺激が本来の「鍼の響き」です。

得られる針先の感覚は

  1. 硬いものに当たる。
  2. 柔らかいジェルのような粘っこさが絡みついてくる。
  3. いきなり空洞に出たような感じになる。

があります。

それぞれに適切な刺激の入れ方が変わってきますが、丁寧に響かせると「痛い」とは違う感覚が生じます。

患者さんによっては「痛い」と訴えますが、落とし込んで聞いていくと「痛みとは違って、言葉には出来ない感覚」と仰います。

音で表すなら「ずん」とか「ずーん」とか「どーん」とか。
そんなのが体の中から響いてくる感じというのが、僕が自分のツボに響かせたときの感想です。

響きがあるから効果があるわけでもない

頭痛のツボ

これも誤解されやすいのですが、響かせればより効果があるわけでもありません。

正しく響かせれば効果は上がりますが、響きも刺激なので患者さんの緊張度や体質によっては逆効果になります。

一つ言えるのは、体の中心から遠い場所、つまり手足の末端のツボに関しては響かせた方が何かと良い結果に繋がりやすくなります。

足の親指の間に太衝(たいしょう)というツボがあります。
ストレス性の頭痛や目の疲れ、肩こりや五十肩に良く使うツボです。

症状がはっきりと出ているとき、太衝(たいしょう)に鍼を打つと強い粘っこさが絡んできます。

こうした場合は、しっかりと響かせることで頭痛などの症状が軽減したり視界が明るくなったりします。

ただし、原因がはっきりと解っていないとか粘っこさがない場合は軽く打つくらいに留めて違うツボを使って行くこともあります。

響かせることが目的では無い

患者さん目線

色々な鍼灸を受けているとツボを押して
「どや!痛いやろ?」
と声高に叫ぶ鍼灸師の多さにビックリします。

また、鍼を響かせて唸っているにも関わらず
「めっちゃ効いてるやろ!」
と嬉しそうに伝えてくる鍼灸師も多くいます。

ぶちゃけて言うと、ツボが痛かろうが鍼が響こうが患者さんの症状が良くならなければ意味が無いので、ツボ押し自慢や響かせ自慢って本末転倒なんですよね。

患者さんの「痛い」を無視して鍼を打つ鍼灸師の多さといったら。
そりゃ信用度も落ちるって話です。

徹底的に患者さん目線でいる事が、鍼を打つ時に必要なコトだと思っています。

確認の為にツボを押して「痛いよね、ゴメンね」ってなる事はありますが・・・。

鍼は緊張の緩和がただ一つのゴール

リラックス

鍼灸の目的は病気を治す事ではありません。
ちょっとぶっちゃけ過ぎな気がしますが、病気を治すのは患者さん自身でしかありません。

鍼灸に限らず、西洋の医学もそうですよね。
風邪も癌も肺炎も、体が自分で治せる状態になるサポートをするだけで、病気そのものを治してるわけじゃありません。

体が自分で自分を治す状態とは、言い換えればリラックスしている状態です。

疲労の蓄積からコリが生まれ、コリが定着して痛みになり、痛みが悪化して痺れやマヒに繋がる。

大雑把な書き方になりますが、鍼灸や整体が対象とする症状をとことん分解していくと殆どの原因が疲労に行き着きます。

だから、体をとことんリラックスさせて体に備わっている治癒力とか回復力を最大限に発揮させてあげる事が出来れば骨折や内臓関係の病気で無い限り良くなっていくわけです。

鍼を打つ事も響かせることも、全て体をリラックスに導く事がゴールになるんです。

まとめ

鍼の理由

鍼の痛みについてまとめると

  1. 刺した瞬間の痛みは鍼灸師のミスで起こる。
  2. 響きと痛みは明らかに違う感覚。
  3. 鍼灸の目的は治す事では無く、体が治す力を発揮できるようにサポートすること

の3点になります。

現役鍼灸師の僕が経験から書き起こした記事なので、色々なご意見があると思います。
何かあれば、コメント欄にご記入いただければ嬉しく思います。

最後までお読みいただきありがとうございました。

尚、治療の依頼などはお問い合わせページをご利用下さい。
内容を確認した後、詳細をご連絡させていただきます。

 

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