【腰痛は動かして治す】マジにやったら救急車呼ばれかけた

病院へ行くほどでもないけど、ずっと痛い厄介な腰痛。

ネットや雑誌の記事でさらっと読んだ改善体操を試したくもなりますが、安易な実践は腰痛を悪化させます。

今回の記事では実際に僕の受け持つ患者さんが体験した事をベースに、腰痛体操を行う前に確認しておくポイントをお伝えします。

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タダより高いモノはない

腰痛1

世の中随分と便利になって、ちょっとした事ならネットで検索をすれば答えが分かる時代になった。
しかもタダで。

2~3日前から腰痛が悪化して寝返りが打てず、痛み止めを飲んでどうにか寝る生活が続いていた。

腰痛だからと仕事が休めるわけでも無く、何か自分で治す方法はないものかとネットで調べてみると「3秒腰を反らすだけで腰痛が治る」というサイトを見つけた。

参考 たった3秒で「腰痛」が治る! 腰痛の原因はあなたの◯◯にあった!テレビで大反響の最新治療法とは?ダ・ヴィンチニュース

早速やってみると。

ああ、腰を反るって気持ち良いな~とのんきな事を思っていた。
その後に起こる惨劇の事など気づかぬままに。

1分後。
部屋に響いたのは

痛たたたたたたたた痛っぁぁぁぁぁっぁあい!!

という自分の声だった。

あまりの出来事に救急車の手配をしようとする家族。
腰痛で救急車は恥ずかしいからと、痛みをこらえながら必死で止める私。

腰に1万回ホッチキスを打たれたような痛みに耐えながらベッドに寝転がり、ひたすら安静にするしか無かった。

ああ、今日の洗濯や掃除、家族の食事はどうしよう・・・。
いや、それ以上に明日から仕事に行けるのだろうか。

そんな不安が頭をよぎっても痛みが消える事は無い

スマホを使って無料で手に入れた情報に支払ったのは。
私の貴重な時間だった。

時は金なりと言うけれど、失った時間はお金では買い戻せない

ネットにある腰痛改善の情報を鵜呑みにしないで欲しい

腰痛

この話は僕の受け持つ患者さんの実話です。

翌日、歩いたり階段の上り下りで腰に痛みが響くと言うことで治療を受けに来られました。

一通り話を聞いて、それっぽいサイトを読んでみてビックリ
ビックリするほど情報量が少ないんです。
そのくせタイトルは腰痛で困ってる人を煽りまくってました。

あながち内容が嘘ではない事もタチが悪い点です。

これではさらっと読んで実践してしまうのも無理はありません。
僕だって鍼灸師として臨床の現場に立っていなければ、これは良い体操だと考えていたでしょう。

腰痛を改善しようとする時に一番大切なのは、腰痛の原因がを特定しておくことです。
【重要】腰痛の原因を知らなければならない本当の意味。死にたくなれば治療院探しは後に回せ!に詳しく書いてあります。

【重要】腰痛の原因を知らなければならない本当の意味。死にたくなれば治療院探しは後に回せ!

3秒体操には原因不明の腰痛に効果があるとあります。
すげー正解な一言なのですが。

お尋ねします。

あなたを苦しめている腰痛は本当に原因不明なんですか?

ネットの情報は、あなたの腰痛が原因不明かどうかさえ教えてはくれません。

腰痛の原因が不明かどうかは診察をしなければ解らない

医師の検査

腰痛の原因の8割は不明というデータは出ています。

これって言い換えると専門家ですら解らない部分が8割あるって事。
医学や人体の知識が無い場合は原因の100%が不明という事になるわけです。

レントゲン撮ったら骨に異常は無いと言われたので。
そりゃ整形外科のレントゲンって基本的に骨を見るから、そう言われますって。

でも、内臓だったり神経だったり血管だったりに異常が無いって言われたわけじゃないでしょ。

だから、問診や徒手検査で原因が判明せずレントゲンでも異常が無かったらMRIとかCTの出番になってくるんです。

そんだけやっても原因が解らないから初めて原因不明って言えるんですよ。

安静にして腰痛が改善するなら先ずは安心して良い

鍼灸

最初に動けなくなるほどの激痛があっても、安静にして痛みが弱くなってくるなら命に関わる病気が原因の可能性は低いと考えて良いでしょう。

内臓や神経、血管の病気が原因だと安静にしていようが動いていようが兎に角痛いから

今回のケースも安静にしていれば痛みが弱まって歩けるようになったので、鍼灸院や整体院での治療が可能という判断になります。

痛み止めは腰痛を治すわけじゃない

痛み止め

激しい痛みがあるときは痛み止めを服用しましょう。
痛みで寝られないなら、痛み止めを使ってでも寝ることが先決だから。

ただし、常用は禁物。
副作用がキツいという問題の他に、薬で痛みが止まると動けるようになるからです。

痛みとは今はめっちゃキツいから動かないでという体からのサインです。
無理矢理に消すとキツいのに動く、動くから更に悪化するというサイクルに突入します。

そのサイクルが続くと、悪化した場所の筋肉が硬く締まって神経を圧迫して、痛みを本来よりも小さな痛みに変えてしまいます。

鍼灸や整体で筋肉を緩めると神経の圧迫も解放され、本来の痛みが戻ってくるんです。
患者さん側としては、治療前よりも痛みが増えてしまうので患者さんも治療家も心が折れそうになります。

痛み止めは最小限にとどめて、早急に原因を調べて治療を受ける

手間暇かかるけど、結局はそれが一番早い腰痛の治し方です。

病気を改善する正しい情報は本を買って手に入れる

3秒体操、朝の30秒正座といった腰痛を自分で改善する方法が間違っているわけじゃないんです。
本の内容を抜粋したネット記事には載っていない部分が、一番大切な部分なだけ。

投資やビジネスやブログの作り方といった話ならネットで調べて実践しても健康に害はないですよね。

けど腰痛や肩こりといった身近な体の悩みに限っては、専門家に原因を調べて貰った上で実際に本を手にして正しく実践しましょう。

 

まとめ

腰痛改善のネット情報についてまとめると。

  1. ネットの情報を鵜呑みにするのは危険
  2. 腰痛の8割が原因不明ということは専門家でも2割しか解っていないという事
  3. 原因不明かどうかは調べなければ解らない
  4. 痛み止めを常用すると痛みは悪化していく
  5. 正しい情報は本を買って手に入れる

となります。

ネット情報で腰痛を改善しようとして逆に悪化するケースがある事を一人でも多くに人に知ってもらいたいと、患者さんご本人に了承を頂き本記事をアップしました。

最後までお読み頂きありがとうございました。

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